今はスマホさえあれば、電話占いもチャット占いもメール占いもできるので、占い師に相談するハードルはどんどん低くなっているかもしれません。ただ一口に占い師といっても、テレビに出るような有名な先生から、口コミでお客を集めるアンダーグラウンドな先生までさまざま。占い師の視点から、相性の良い占い師を選ぶ方法をご紹介します。
占い師に相性はある?
あなたは「私は彼との相性を知りたいのであって、占い師との相性なんて興味ない」と思うでしょうか? 確かにそうかもしれませんが、実はとても大事なことなんですよ。
占いの目的は2つ!
占いにはそもそも、悩みを解決するだけでなく、迷い悩んでいる心を落ち着かせて整えるという目的があるのです。意識していないくても、本当に相性の良い占い師と話せたのなら、鑑定が終わった後でも気持ちがスッキリとするはず。たとえ思い通りの結果が出なくても、納得して「別の道を探そう」と前向きに思えるんです。
悩みの内容によっては、占いでハッキリとした答えを出すより、メンタルの調整を重視したほうが良いパターンもあるでしょう。
占い師の性格、占うスタンスやポリシーが人によって違います。たとえば、良いことも悪いこともズバリ断言して、相談者の優柔不断さをピシャリと叱るような先生もいれば、悩みに寄り添い癒やしを与えてくれる先生もいますし、サバサバと明るく元気に背中を押してくれる先生もいます。
そのため、精神が疲れきっていれば、「真実だけど厳しすぎる結果」を伝えられてもショックを受けるだけかもしれません。その場合、「不安を取り除き安心させてくれること」を重視する占い師のほうが、相性が良いということになります。
占い師の持つ雰囲気や相談者との向き合い方から、自分との相性を見極めるようにしましょう。
占い師を選ぶときのポイント
占い師を選ぶときのポイントは、以下のとおり。
[占い師を選ぶポイント]1.占いスタンス
占い師がどういうスタンスで占うかは、相談者の納得感を左右します。
具体的には、良いも悪いも真実をズバリと述べるタイプ、癒やし系タイプ、元気に応援してくれるタイプなどがいます。
たとえば「片思いの相手とはうまくいかない」という内容を、歯に衣着せぬ言い方でズバリ告げられるのと、相談者の心情を汲んで傷つけないように言われるのとでは、受け止め方が変わってくるはず。自分のテンションや心理状態に合ったスタンスの占い師を選ぶと良いでしょう。
[占い師を選ぶポイント]2.得意な悩みジャンル
占い師が得意とする悩みジャンルは、本人の鑑定実績や人生経験によって違ってきます。
片思い、好きな人の気持ち、相性、結婚の時期などは、どんな占い師も鑑定できるでしょうが、離婚、子育て、管理職や経営者としての仕事の悩みは、誰でも占えるわけではないはず。
自身が経験しているか、豊富な鑑定実績がない限りは、相談者を納得させるほどの内容は語れないかもしれません。
得意な悩みジャンルについては、プロフィール欄に必ず記載されているはずなので、自分の悩みに合った占い師を選ぶことが大切です。
[占い師を選ぶポイント]3.占術(タロット、占星術、四柱推命など)
タロットカード、占星術、四柱推命、手相、霊感など、占う方法はさまざま。とはいえ、占術で的中率が変わってくるということはありません。
個人的に「四柱推命が当たる」などのこだわりを持つなら、自分好みの占術を使う占い師を選ぶと良いでしょう。これも、プロフィール欄に必ず記載されているはずです。
[占い師を選ぶポイント]4.SNSから人間性を探る
占い師が個人的にブログやツイッター、facebookを利用しているなら、それらも判断材料にします。プロフィール文だけではわからない人間性が見えてくるはず。
占い鑑定はそもそも、占い師の人生経験の豊富さに質が比例するものです。長く会社員勤めをしていたり、子どもがいたり、不倫や離婚を経験していたりすると、視野が広く引き出しの多い占い師だといえるでしょう。
また、幸福や運命、試練といったものに対して、どういう考え方を持ち、共感できるかどうかで、占い師への信頼度や期待も高まります。
占い師との相性チェック!
占いスタンスや得意ジャンル、占術から吟味しても、最終的に占い師との相性は、「人として合うかどうか」で決まります。電話や対面で話してみて、会話のテンポがしっくりくるのか、言葉遣いに好感が持てるかどうかを判断するんです。
どんなに有名な占い師でも、ウマが合わなければ鑑定結果には納得できないはず。また、友人が高く評価するからといって、自分にも合うとは限らないでしょう。
占い師に疑問や反発を覚えることがなく、心地良く話が聞ける。すべてのアドバイスに素直に従える。これこそが、相性の良い占い師の特徴です。
良い占い師、悪い占い師
良い占い師の条件
占いでは、「納得感」がもっとも大事。相談者の感想や口コミの内容が良い占い師には、質の良い鑑定が期待できるでしょう。
持論ですが、占いをしなくても相談者の悩みに答えられるほどの人が、「納得感」の高い鑑定ができると、私は思っています。占い師である以前に、一人の人間として、しっかりとした価値観と人間性を確立していることが大切なんです。
そのため、的中率が高いことより、相談者が納得できて、前向きな気分にさせられる人のほうが、占い師としては重宝されるかもしれません。
こんな占い師に注意!”結論を曖昧にする占い師”
占い師の良し悪しは、相談者が知りたいことを一番に教えてくれるかどうかにあります。
「好きな人が自分をどう思っているかを知りたい」と聞いたのに、性格分析や今月の運勢を語りだすのは、勘弁してほしいですよね。教えてくれてもいいけど、後にして! と思ってしまうはず。
そして、出た結果をありのまま伝えてくれない占い師にも要注意!
悪い結果が出た時に、安易に「大丈夫」と言って具体的なフォローがないとか、逆に大して悪い結果が出たわけでもないのに、「注意して」と怖がらせるというのも、良くない占い師です。結論をねじ曲げて曖昧にするのは、相談者をリピーターという金づるにするための悪知恵にすぎません。あくどい占い師にはつかまらないようにしましょう。
占い師名で検索して出てくる生々しい口コミは、事前によく見ておくと良いでしょう。
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相性の良い占い師は「主治医」のようなもの
女性誌やテレビで活躍する、ある人気占い師は、「占い鑑定は健康診断のようなもの」と述べていました。「占いとは、困った時だけ頼ればいいというものではない」というものですが、私も同感です。
本当に相性の良い占い師は、主治医のように身近で、気軽に話せる存在となるでしょう。より良い人生を送るために欠かせない、心強い味方になるのです。
text/沙木貴咲
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