■別れる時に彼と会いたくない……
付き合っている彼と別れたいけど、できればもう会いたくない。そんな状況で別れ方を考え始めると、悩み過ぎて何が正解なのか分からなくなってしまうものですよね。そこで今回は、会いたくない彼との別れ方で電話はアリなのかについてお話ししていきます。
■別れ話を電話でしたい理由は？
直接ではなく、電話での別れ方を選ぶ理由にはどんなものがあるのでしょうか。一般的なケースと、電話での別れ方がアリなのかどうかを考えてみましょう。
・彼に会うのが怖い
別れたいと考えている理由が彼に対する恐怖心から来ている場合、できるだけ顔を合わせずに済む別れ方を選びたいと考えるのは当たり前ですよね。こういったケースならむしろ積極的に、電話で別れ話をすることを選んだ方が良いでしょう。
自分の「彼に会いたくない」という気持ちに正直になって、ストレートに電話で別れを告げてしまうのがおすすめです。
・顔を見ると気持ちが戻りそう
彼のことが嫌いになった訳じゃないけど、進学や就職・引越しなどの仕方ない理由で別れを決断するというパターンもありますね。この場合は彼の顔を見て別れ話をしたら、気持ちが戻ってしまいそうで会いたくないと考える人も多いはず。
確かに好きな相手との別れを決断してから、相手の顔を見るのは辛いもの。でも反対に考えると、それほどまでに気持ちが残っているなら無理して別れる必要は無いとも言えますよね。
最後にもう一度直接会って話をすることで、彼への気持ちの大きさや彼の愛情を実感することができるかもしれません。なのでこのケースは、電話ではなく直接会って別れ話というより話し合いをすることをおすすめします。
・もう顔も見たくない
喧嘩別れしてもう彼の顔も見たくない。LINEや電話で「別れた」という事実だけをはっきりさせておきたい。これくらい潔い気持ちで別れを決断しているなら、会いたくないから電話で話すという別れ方もアリだと言えるでしょう。
ただし本当に電話で別れ話をするのは、その喧嘩から一週間以上時間が経ってからにしてください。勢いだけで別れを告げてしまうと、後で大きな後悔に繋がることもあります。自分の気持ちを冷静になって分析するためにも、１週間は猶予を持つようにしましょう。
■別れ話をしたいのに彼が電話に出ない
もう彼に会いたくないから、電話で話をする別れ方を選んだのに、肝心の彼がなかなか電話に出てくれない。こんな時って、どうするのが正解なのでしょうか。
どうしてもすぐに別れを告げたいなら、LINEなどで「別れたい」と伝えるのも良いでしょう。でもこれでは結局、一方的に気持ちを伝えるだけになってしまいますよね。相手の了承を得られず、曖昧な関係のままになってしまう可能性も。
でもよく考えると、別れたいのに彼が電話に出ないのは、あなたと別れたくないという気持ちの表れかもしれません。そう考えると、「もう一度顔を見て話しをしてみても良いかも……」という気持ちになってきませんか？
少しでも彼に対する想いが残っているなら、一度会って話したいとメッセージを送ってみてください。自分が思っているよりも、彼の愛情が大きかったことに気付ける機会かもしれませんよ。
■もしも自分が電話で別れを告げられたら……
続いてはここまでとは反対に、彼の方から電話で別れを告げられた時について考えてみましょう。相手に対する気持ちが残っていないなら、そのまま別れ話を承諾して関係はおしまいです。
でも急な別れ話で納得できないという場合は、とにかく最後にもう一度だけ会いたいことを伝えて粘ってみてください。最後に会う約束を取り付けられれば、そこから復縁に繋がる可能性はグッと高くなりますよ。
・別れ話で会う約束ができたら復縁の可能性も
電話での別れ話から会う約束を取り付けることができれば、彼も「もう絶対に会いたくない」という程気持ちが薄れている訳ではないことがわかります。でも会えたからと言って、「別れたくない」としつこくすがり続けるのはNG。
特に付き合いの長いカップルだと、少し距離を置くだけでも相手に対する気持ちに「やっぱり一緒に居たい」という変化が起こるもの。会ってみても相手の反応があまり良くなければ、期間を決めて距離を置いてみるのも一つの方法です。
■彼との別れ方はしっかり考えてから決めるのがベスト
彼との別れ方を考える時、「会いたくないから電話でいいや」なんて簡単に考えるのはあまり良くありません。後から「やっぱりヨリを戻したい」と思った時に取り返しのつかないことにならないよう、相手を思いやる別れ方を選択するようにして下さいね。
text/鈴香