■【復縁を決めた瞬間 ①】自分の反省するべき点がクリアになった
「彼女から別れようと言われたときは嫌だったけど、『別れたがっている相手にすがっても意味がない』と思い、受け入れるしかありませんでした。
未練はあったけど、自分がどう変われば良いかわからず、何カ月も苦しむ日々。元カノのには親しい男性がいることを友人から聞き、もう無理だなぁと思っていました。
ある日、スマホに元カノからのメールが残っていることに気づき、『そういえばケンカになるとすぐにLINEをブロックしてしまったけど、元カノは辛抱強くメールで連絡を取ろうとしてくれた』と改めて自分のダメなところに思い当たりました。
元カノが去っていったのは、俺が彼女の愛情に甘えてばかりで何も努力していなかったから。
次に付き合えたら彼女と良い関係を続けていけるように俺もがんばりたい! と強烈に思い、思い切って元カノにメールしたけど返事はなし。
でも、ブロックされていないことに少し安心して、もう一度自分の気持ちをしっかり書いて送りました。
すると、次の日に元カノから『一度会って話したい』と返事が。これが最後のチャンスと思い、カフェで会ったときは『ごめんなさい』と頭を下げて謝り、これからは自分も変わることを伝えました。
元カノの返事はOK。『まだ好きだったけど、大事にされない付き合いが悲しくて』と改めて別れた理由を聞き、二度と泣かせないと誓いました」(33歳/公務員)
本音では別れたくなくても、別れを告げられたからには受け入れるという男性は多いですが、それでも元カノを忘れることができなかったパターンです。
時間が経っていたからこそ、この彼は自分が本当に反省する点に気がつくことができました。
冷静になって、改めて元カノを愛したいと思ったとき、男性は心から自分の非を認める素直さを手に入れるのですね。
忘れたくても忘れられない彼。
彼は今、私のことどう思っている…?
復縁の成功率を上げてみましょう。
■【復縁を決めた瞬間 ②】今の恋愛が上手くいかなくて元カノの大切さに気づいた
「1年付き合った元カノとは、ケンカが増えてなんとなく距離が開き、いつの間にか音信不通になった。
もういいやと思って新しい彼女を探し、良い子が見つかったけど、今までのアプローチが通用しない。
『元カノだったらこんなプレゼントでも喜んでくれたのに』『元カノだったらご飯が割り勘でも嫌な顔しなかったのに』など、今の子と過ごせば過ごすほど、元カノの良さを思い出すことが増えて……。
今の子に気に入ってもらえるようなデートを考えるのに苦痛を感じたとき、本当はこの子のこと、そこまで好きではないのかも、って気がついた。
改めて元カノとやり直したいというか、自分の行動を喜んでくれていた姿が懐かしくて、ダメ元で『元気にしてる?』とLINE。
既読がついたのは次の日で、『○○の映画を観に行っていた』とふたりが好きだった監督の作品が書かれていて、すぐ会いたくなった。
『会おう』と返すと『え、もう別れたんじゃないの?』と訊かれ、『映画の感想を聞かせてよ』と返事をすると『それなら』とOKしてもらえた。
週末にお茶したときに『やり直したい』と伝えたら、『もう連絡はないだろうと諦めていた』と泣かれて、お互いに愛情が残っていることを確認して交際を再開。
今はケンカをしても逃げずにちゃんと話し合える良い関係になっています」(30歳/営業)
この彼の場合、「女性と言い合いになるのが苦手」で、元カノと仲が悪くなるとすぐ連絡を断つ癖があったそうです。
元カノからも連絡がないし、と新しい彼女を探したけれど、比べてしまうことが多く自分の中できちんとけじめを付けられていないと気がついたパターンです。
中途半端に終わった元カノに自分から連絡をするのは勇気がいりますが、「もう一度会いたい」と思えば男性は行動に移します。
元カノと再び向き合うのは、時間の問題だったかもしれませんね。
■【復縁を決めた瞬間③】未練の深い自分に気がついた
「元カノは一生懸命俺を大事にしてくれたけど、少しでもほかの男の影が見えると不安になって、つい責めていました。
そんな俺に愛想を尽かす予感がして、こちらから別れ話を切り出したのが半年前です。
お互いに『もう自由になろうね』と納得し、元カノは泣きながら帰っていきました。
いざひとりになると彼女が恋しくてたまらず、でも復縁したいなんて都合の良いことは言えずに、それからはずっとひとり。
幸い仕事が順調で、元カノを忘れるために集中していたらどんどん良い結果が出るようになり、しばらくはそれで満足していました。
でも、疲れて帰ってくるとどうしても元カノに会いたくなる気持ちが消えなくて、仕事で成功していることも誰よりも元カノに伝えたい、一緒に喜んでほしい気持ちが大きくなるばかりで……。
ある日、友達とご飯を食べに行ったお店で、同じように女友達と一緒にいる元カノと再会。そういえばこのお店は元カノのお気に入りだったと気づき、俺のほうから話しかけました。
驚かれたけど、『元気そうで良かった』と笑ってくれて、たまらず『また連絡してもいい?』と訊くとOKの返事が。帰宅後すぐにLINEして、改めてふたりで会うことになりました。
仕事が順調であることを伝えると、思った通り『良かったね!』と喜んでくれて、本当に嬉しかったです。その場で『やり直したい』とお願いし、今も付き合っています。
俺の自信のなさが原因で別れたけど、これからはもっと器の大きな人間になれるように努力します」(34歳/企画)
好きな気持ちが大きいほど、彼女がほかの男に心変わりしないか不安になる男性は多いものです。
別れることは、解決策ではありません。でも、自分が苦しむとわかっていても、耐えられなくてひとりを選ぶこともあるのですね。
この彼の場合は、打ち込める仕事があったことが幸いしました。
結果が出れば出るほど元カノを求めてしまうのは、やはり愛しているから。未練がなければ、ほかの女性を見つける選択肢だってあるのです。
仕事で得た自信を、ぜひ恋愛にも活かしてほしいなと思います。
■本気で復縁したいとき、男性は待たない
本来、男性はプライドの高い生き物です。
別れた女性を追いかけるのは男らしさに欠けると考える男性は多く、本当はよりを戻したくてもやせ我慢で乗り切ろうとすることは多々あります。
そして、しばらくは別れを受け入れるために必死になるのも男性の特徴。
ほかの女性に目を向けてみたり、仕事をがんばってみたりと、何とか自分のペースを取り戻そうとします。
それでも元カノへの思いが消えないとき。愛情を自覚した男性は、機会を待ちません。
改めてハンターとしての本能が働き、自ら元カノに接触しようとします。
「元カノからの連絡を待っている間に、ほかの男に持っていかれる」「早くしないと忘れられてしまう」と、本気で焦るのはこのときです。
もちろん、元カノに拒否される不安はありますが、それを上回る愛情があるのですね。
切羽詰まった調子で元カレから連絡があったとき、男性の中では「一刻も早く手に入れたい」という欲があることを忘れないでください。
逆に、そこまで追い詰められないと行動に移せないのが男性の心理かもしれません。
プライドを捨てて男性が復縁を望むとき。
そこには本気の愛情があり、女性側はそれを理解して向き合うことが、良い未来につながる第一歩になるでしょう。
text/ひろたかおり
彼と復縁したい…。
・復縁したいけど相手の気持ちが不安
・ひどい言葉が原因で別れた彼との復縁はありえる?
うまくいっていないと周りに思われるのが怖い
・夫からの愛情を感じなくなった。夫は私を愛している?
知りたい彼の気持ち
・ひどい暴言を吐いた元カレの気持ちが知りたい
・不倫相手の気持ちがわからない…
・復縁したいけど、相手はどう思っている?