10年越しでも復縁はある! 筆者の復縁エピソード
周りは次々と結婚、出産していくなか、30歳を過ぎて未だに独り身。仕事はそれなりに順調だけど、結婚適齢期を過ぎていく不安……。
そんなとき、大学時代の旧友から突然のメッセージ
「○○が、お前に連絡取りたいらしいけど、連絡先教えてもいい? 」
メッセージには、大学時代にバイト先で付き合っていた元彼の名前。「今さら何?」と思いながらも、懐かしい名前。すっかりその存在を忘れかけていた元恋人と、10年ぶりの交流が始まりました。
筆者の10年越し復縁エピソードをご紹介します。
顔も雰囲気も変わる、10年ぶりの再会に心が動く
一方的に別れを告げたのは私から
大学時代に2年間つきあっていた彼。彼の幼稚なところと嫉妬深さに嫌気がさして、筆者の方から一方的に別れました。今思えば「彼女想いの一途な彼」なのでしょうけど、当時の筆者には重荷でしかなかったことを覚えています。
突然の彼からの連絡は
「久しぶり。もしよかったらまた飯でもいかない? 」
今の彼がどんな仕事をしているかも知らない、もちろん独身かどうかもわからない……。それでも、なんとなく自分のことを思い出してくれたこと、食事に誘ってくれることが嬉しくて「うん、いいよ」と返事。その翌週に彼と軽く飲みにいくことになりました。
大人になった彼が、別れたあとに選んだ道を知る
久しぶりに会う彼は、大学生時代の頃より遥かに柔らかな表情で、大人の男性になったんだな、と思わせる雰囲気でした。”食事に誘われるってことは、その気があるってことかな”と淡い期待を抱きながら、他愛もない会話で過ごす食事の時間。
彼は今、旅行会社で企画の仕事をしているとのことでした。
「実は、○○に振られたショックで、『自分探しだ! 』とかいって世界一周のバックパーやっちゃったんだよね、俺。痛いよね」
私との別れをきっかけに、まさか世界旅行に行っていたなんて、つゆ知らずの私は驚きつつも笑ってしまいました。
「そのおかげで今の仕事に出会えたし、たくさんのことに気づかせてもらえた。感謝してる」
久しぶりの再会で彼から出た言葉は「別れへの感謝」
期待をしてしまった自分を恥じた……だけど?
彼から「私と別れたこと」に対してのお礼の言葉がでてきました。そっか……もうお互いにそれぞれの道を歩んでいるんだね。『もしかしてまだ私に気があるのかも? 』と期待してしまった自分の傲慢さを恥じました。
「それで……。やっぱり色んな人に出会って、俺も付き合ったり別れたりを経験したけど、○○のこと、どうしても忘れられない」
え。まさかの告白でした。10年前、一方的にひどい振り方をしたのに、それでも私のことを想ってくれていた。どうしようもなく、嬉しい瞬間でした。
「正直なところ、私もすごく自分勝手な別れ方をしたなって反省してて。○○くんが優しくしてくれることも、いちいち『重たい!』とかいって文句言って、惜しいことしたなぁって……(笑)」
大人になったからこそわかる、彼の有り難さ
若いときは、いつもない物ねだりをし、恋人にも刺激を求めてばかりの自分がいました。目の前の安心感や優しさに気づかず、良き理解者を自分から手放してしまうこともありました。
お互い大人になり、さまざまな経験や人との出会いを経て、改めて自分や相手への理解が深まることもあります。30歳を過ぎて、自分を特別扱いしてくれる人がどれだけ有り難い存在であることか、身をもって痛感しているからこそ、元彼のような良き理解者が現れたことは、神様からのギフトとしか思えません。
自分の可能性を狭めないでいれば、道は開く
「一度手放してしまったものはもう戻らない」
そんなことはありません。
自分で自分の可能性を狭めないでいれば、最高のパートナーと再び結ばれることもあります。私は30歳を過ぎ「売れ残りかも」と焦燥感に迫られていましたが、逆にいえば独身でいたからこそ元恋人との再会という道が開きました。
年齢や環境に制限されることなく、これからも運を呼び寄せる自分でありたいです。彼との再会に感謝しながら、大切な時間を刻んでいきます。
Text/ZURIE
彼と復縁したい…。
・復縁したいけど相手の気持ちが不安
・ひどい言葉が原因で別れた彼との復縁はありえる?
うまくいっていないと周りに思われるのが怖い
・夫からの愛情を感じなくなった。夫は私を愛している?
知りたい彼の気持ち
・ひどい暴言を吐いた元カレの気持ちが知りたい
・不倫相手の気持ちがわからない…
・復縁したいけど、相手はどう思っている?