彼の気持ちを取りもどすには冷却期間はどれぐらい必要？

冷却期間を置きたい彼の本当の気持ちとは

長く付き合っているとケンカをしたり、相手への気持ちに迷いが生じたりすることがあります。お互いの気持ちを整理するために冷却期間を置くことを考える人も多いのではないでしょうか。でも実際に距離を置いている間、彼の気持ちがわからない……と不安に思うもの。

冷却期間中の男性心理について考えてみましょう。

冷却期間とはカップルが連絡を取り合わないことで、お互いの気持ちを整理する期間のこと指します。距離を置くことで、離れてみると付き合っている間は気が付かなかった相手のよさや大切さを再確認できることも。

ただし、彼の方から冷却期間を置きたいと言われてしまうと、「もしかして嫌われた？　」と不安に駆られて、つい感情的になってしまうかもしれません。彼が冷却期間を希望するのは、どんな気持ちからなのでしょうか。

お互いの関係に疑問を持ったとき、または自分の気持ちが揺れていると感じると、相手と距離を置きたがる傾向にあります。もしかしたら、あなたと１度離れてみて、ふたりの関係を見直したいと彼は考えているのかもしれません。

男性は不器用な方が多く、いつものように仲良く過ごしながら自分の気持ちに正直に向き合うことが苦手なようです。

仕事や生活でストレスを感じるとき、とにかくひとりになりたい……と男女に限らず、そう思ってしまうことが多いのではないでしょうか。

相手に特に不満がある訳ではないけど、個人的な悩みを抱えている場合、ひとりでじっくり考える時間が欲しいと考えているのかもしれません。

どうしても受け入れられない、または許せない部分が、どんなに気持ちが通じ合っている同士でも、お互い１つや２つはあるものです。相手に伝えてもまったく改善されなければ、強硬手段として冷却期間を置くことも考えられます。

この場合は本気で別れたいと思っている訳ではなく、距離を置くことで彼女が変わってくれるのを待つというケースが多いようです。

ほかに好きな人ができたとき、あえて冷却期間を置くこともあります。距離を置いている間は、今の彼女と別れてまでほかの人を選ぶか、別れても後から後悔しないかなど、彼の中でいろいろな感情を整理している状況です。

また、新しい女性と上手くいかなかったときのことを想定し、今の彼女との関係を終わらせずに距離を置いて保留にしたいと考える男性もいます。

自分から別れを切り出せない男性に多いのが、心変わりや相手への気持ちが薄れたなど、さまざまな理由で冷却期間を置くケース。別れ際に揉めたくなく、できるならやんわりと別れたいという心理から距離を置きたがります。

彼から冷却期間を提案されて、何の約束もないままだとふたりの関係が修復できなくなる可能性も否定できません。冷却期間を置く前にお互いの気持ちを一致させておくことが大切です。

どのくらいの期間まで距離を置くか、彼と決めましょう。一方的な提案を受け入れるのではなく、ふたりで納得するまでよく話し合うことがポイントです。期間を決めておけば、冷却期間中も不安や寂しさが紛れ、相手を信じることができます。

冷却期間を置く理由や目的を明確にしておかないと、たとえ関係が戻っても同じことの繰り返しになるかもしれません。お互いの気持ちをさらけ出すいい機会にもなるので、ふたりで話し合って冷却期間を置く目的を理解しましょう。

冷却期間とは全く連絡を取らないことではありません。今よりも少し距離を置くことに意味があるため、連絡の手段や頻度はあらかじめ決めておくことをおすすめします。

また、冷却期間中でもふたりの関係は終わっている訳ではないので、相手にして欲しくないことはきちんと伝えましょう。もちろん、自分も彼がして欲しくないと望んだことはしっかりと守ること。

お互いがルールを守ることで、離れていても気持ちが繋がります。

冷却期間を置くことはマイナスなことばかりではありません。距離が離れている間に相手の大切さに気付いたり、お互いに至らない点をあらためたりすることもできます。

冷却期間を置いても彼の気持ちが自分に向くように努力してくださいね。

Text／スピカ

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