“恋愛トラウマ”は、つらいもの
新しい恋に踏み出そうとする気持ちにブレーキをかけてしまう、過去の恋愛トラウマ。「またあんな思いをしたらどうしよう」と痛みを思い出してしまうと、不安になってしまうこともありますよね。
そもそも、トラウマとは何でしょう。これは言ってみれば「時が経過しても心に深く残ってしまうような、ネガティブ体験による心的外傷」を指します。
私たちには自分の心身を守ろうとする防御本能がありますので、再び同じような体験をしそうな場面に出くわすと、警戒心が働いて行動を抑えてしまい、新しい一歩を踏み出せなくなってしまうこともあるのです。これではせっかく訪れた新たな出会いも楽しむことができません。
“恋愛トラウマ”にはこんなものがある
この恋愛トラウマにはどのようなものがあるのでしょうか。以下に例を挙げてみます。
浮気をされた
浮気は恋人への裏切り行為。信じていた自分が強く否定されたような気がして、ショックも大きいものです。
暴力・暴言を振るわれた
あなたの尊厳を踏みにじる卑劣な暴力や暴言に遭うと、「またいつ遭うかわからない」と不安になり、彼を怒らせないように常に精神が張り詰めてしまいますよね。
過剰に束縛された
恋人からの過剰な束縛は、自分を“独立した個”として見てもらえていないようで、自尊心を傷つけられたと感じる女性も多いようです。
トラウマ克服、効果的な方法3
つらく悲しい体験も、自分が幸せになるためにはいつか乗り越えていかなくてはなりません。そこで、実際に恋愛トラウマを経験した人が実践した克服方法を3つ、ご紹介しましょう。
いったん「恋愛しない」と腹をくくる
恋愛がなくても人生、結構楽しく生きていけます。そこで、潔く「恋愛しない」宣言をしてしまいましょう。
ポイントは、恋愛しない期間を「我慢して乗り切る」ではなく「大いに満喫する」こと。恋愛しない、すなわち恋愛のトラウマを感じなくてよい時間を過ごせるのです。
恋愛モードから思考を切り離して、少し遠いところから自分の過去を眺めてみると、今まで足かせになっていた体験のいくつかは「取るに足らないことだったのかも」と気づくこともあるでしょう。
過去のトラウマ体験ストーリーを書き出す
トラウマ体験は、文字にして書き出してみはと事態を客観視することができて解決の糸口が見つかることがあります。ぜひストーリーとして書き出してみてください。
文章の上手・下手は気にせず、あなたが思うままに感情を書き綴り、普段なら抵抗を感じてしまうような過激な言葉を使ってもかまわないのです。そして、書き上げた文章は1週間程度寝かせてから、今度は1読者としてそれを読んでみましょう。
自分がどのようなことに対して悩んだのか、そしてそれは一生分の恋愛をフイにしてまで囚われ続けるほどのことなのかどうかが見えてくるのではないでしょうか。
時間が解決してくれることを信じる
筆者の友人で、つらいことがあるとすぐに「それが永遠に続くわけではない」と口癖のように言う人がいます。確かに、と思いませんか?
どんなに衝撃的な体験でも、1日1日、薄いトレーシングペーパーを1枚ずつ重ねていくようにやがては淡くなり、消えていくことが多いものです。時の流れに身をゆだねましょう。
忘れたくても忘れられない彼。
彼は今、私のことどう思っている…?
復縁の成功率を上げてみましょう。
“ダイヤモンドは傷つかない”。あなたなら大丈夫
あなたの心に深い傷跡を残してしまう、過去のつらい恋愛経験。もしつらい記憶に襲われそうになったとき、ぜひ以下の言葉を呪文のように心の中でつぶやいてみてください。
「ダイヤモンドは傷つかない」
ダイヤモンドは数ある宝石の中でもひときわ圧倒的な輝きで人の心を魅了します。そして最も硬い鉱物であり、何ものからも傷つけることができない強靭さがあります。
あなたの存在も、まさにこのダイヤモンド。ネガティブな体験も自分の輝きの糧として吸収し、七色の光を放って輝き続けていきましょう。あなたなら、きっと大丈夫。
Text/なかたり
知りたい彼の気持ち
・ひどい暴言を吐いた元カレの気持ちが知りたい
・不倫相手の気持ちがわからない…
・復縁したいけど、相手はどう思っている?